気象予報士に求められるスキル

気象庁から提供されたデータを単に理解できるというだけでは、気象予報士は務まりません。

つまり、試験に合格して資格を登録しても、それは気象予報士としての第一歩を踏み出したにすぎないのです。国家資格にしたところで、まあ資格試験とは往々にそのような性質のものでもあります。

気象予報士には、提供されたデータを分析してそこから今後どのように天候が推移していくのか、データ上では示されていない未知の部分を読みとる「力」が要求されます。

もともとそういった解析能力に長けている予報士さんもおられるでしょうが、やはりそこは長年積み上げてきた経験がものをいうのではないでしょうか。

もちろん自然現象が相手なのですから、経験豊富なベテランが綿密な予測をたてても、まったく逆をかかれることも少なくはないでしょう。そればかりは仮にどれほど優秀なコンピュータがその作業を代行しても100パーセントの確率で的中させるのは不可能といえます。

とはいえ、気象予報士には洞察力、分析力、推理力、判断力などなど、まるで推理小説で活躍する名探偵さながらな能力が要求されることに変わりはありません。

また、たとえ予報が外れてしまっても許してもらえるような持ち前のキャラクターと好感度も必要かもしれませんね。