シベリア高気圧とは

冬の間、シベリア大陸やモンゴル付近では放射冷却(昼間暖められた地表が夜になって温度を失うこと)によって地表が冷やされ、そこに接することで冷却された空気は密度が高くなり、地表より1~2kmほどの背の低い寒冷な高気圧を形成します。これがシベリア高気圧です。

冷気と関わりの深い高気圧ですから、寒さの厳しい真冬に最大となり、夏の頃にはほぼ消滅します。「シベリア」と言うくらいですから発生域はロシアなのかと思いきや、モンゴルだったりするんですね。

寒冷高気圧なので、これが日本に張り出してくると日本海側は大雪などの悪天候に見舞われ、太平洋側はおおむね晴天となるものの、低温で乾燥した天候になります。西高東低といわれる冬型の気圧配置は、このシベリア高気圧によるものです。