小笠原高気圧とは

小笠原高気圧は、太平洋高気圧の一部が日本に張り出しているものなので、太平洋高気圧とひと括りにされる高気圧です。

赤道付近で暖められた海水から発生した上昇気流は、中緯度のハワイ諸島の北に位置する東太平洋付近で下降気流となり、背の高い、東西数千kmにも及ぶ細長い高気圧体を形成します。

これが太平洋高気圧であり、暑く湿った空気を持っているため、小笠原高気圧が発達している間の日本は蒸し暑い陽気が続きます。

梅雨前線の後方に付く形で位置しているので、日本にこの高気圧帯がお目見えするのはちょうど梅雨の後半~梅雨明けくらいの時期ですね。

小笠原高気圧(太平洋高気圧)が発達している時、台風はこの高気圧帯の中へ入り込むことができずに、高気圧帯の縁に沿って進むような形になりますので、日本がこの高気圧に覆われている間は台風に見舞われる心配はないようです。