台風とは

台風は、熱帯や亜熱帯など赤道付近の海洋で多く発生する、風速が17.2m/sを超えた暴風で多量の雨を伴って進行します。

赤道付近で多く発生するのは海面水温が高く上昇気流が発生しやすいためで、上空で形成されたいくつもの積乱雲が寄り集まって渦を作ると、渦の中心の気圧が下がってさらに発達し、熱帯低気圧となるからです。

そう、台風とは熱帯低気圧の一種(発達した形)なんですね。

台風は温かい海面から発生する水蒸気をエネルギーとして発達するため、海面水温が低い地域や陸上に移動すると補給源を断たれて次第に衰えていきます。日本付近を通過する台風が温帯低気圧や熱帯低気圧へと変わっていくのは、そのためです。

台風は時計と反対回りに巨大な渦巻きを形成するため、進行方向にむかって右側の半円では台風そのものの風力と台風を移動させる周囲の風の流れ(指向流)が重なって威力が増し(危険半円)、左側の半円では台風自身の発する風が逆になるので威力は弱まります(可航半円)。

台風などの低気圧の中心が到達すると予想される範囲を円で表わしたものを予報円といいます。テレビの台風情報でおなじみの、あの時間ごとの推移を表わした円図ですね。

的中率は約70%にのぼりますが、夏季の台風は高気圧や温帯低気圧などに影響されて複雑な進路をとる(迷走台風)ものも多いので、なかなか予測は難しいのではないでしょうか。